「考えるな感じろ」ブルース・リーの名言
ヨガでは色々なポーズ(アーサナ)をしますが、
「こんな難しい事、自分には無理〜」
「苦手なポーズ嫌だなぁ」そんな風に思う時があるかもしれません。
ヨガは、ポーズが出来るようになる事が目的ではありません。
ポーズの美しさや、体の軟らかさを競うものでも無く、他人と比較する必要もありません。
難しいポーズは緩和策もお伝えしていきますが、
ポーズが出来たから「良い」でも、ポーズが出来ないから「悪い」でも無いんですよ😊
ヨガの目的は、心に起こる波を穏やかにする事。
私達は起きている時間ほぼ何か過去に起こった事や未来に起こりそうな心配事を無意識に考えています。人は考えるな!と言われても脳は「考える」ことを休まないように小さい時から訓練されていたように思います。脳は非常に大食いで多くのエネルギーを消費します。だから、考えすぎると疲れるんですね。
だからこそ、ヨガの時間は周りの雑音に向いている自分の意識を「今」この瞬間に向けて
今起きている事に集中し、ジャッジせず「感じる練習」をする事が(瞑想もその1つです)大切ですね😊
ヨガは精神的な安らぎや平静さを得るもの、幸せに人生を生きるためのツールです。
「考えるな、感じろ!」
ブルース・リーが映画「燃えよドラゴン」で言ったセリフです。
「Don’t Think! Feeeel!!」正にその通りで大好きな名言です。
自分の中にある感じる力と出会う事。ポーズが出来るようになる事ではなく、自分自身の「今」を感じて気づくことが大切なんですよ😊
ポーズが出来ない時、
『余分に力んじゃってる自分がいるな』
『ポーズをとりながら他人と自分を比べちゃってるな』
『この部分の筋力、それとも柔軟性が足りないのかも』
『右と左で動かしやすさが違うな』
『キツくなると呼吸が浅くなってるな』
そんな「出来ない」という自分自身の今を感じ、その原因に気づく事が大切です。
『言われた通りに出来ないから自分はダメだ』
『周りの人は出来てるけど自分にはできないから辞めたい』
『身体が硬いから自分はヨガに向かない』
と思うのは、考えて自分を判断してしまっているので少し違うかもしれません😊
ポーズが出来たとしても「出来たからいい」でも無いし「出来たから終わり」でもありません。
身体や心の状態は日々毎日、変化しています。毎回、身体と心の状態は違うのでその違いに気づく事が大切です。
ヨガインストラクターになっても、
ヨガのポーズには簡単には出来ないポーズが沢山あります。
しかしポーズを取る目的は難易度の高いポーズが出来るようになる事ではなく、
やる事を通し心と身体の自分に足りないものに気づく事です。
ヨガだけで無く他の事でも
「○○をやりたい」「○○になりたい!」と思った時、
それがそう簡単に出来そうにないと「出来ないからやらない」
特に歳を重ねると行動しなかったり、始めても諦めてしまいがちです。
出来なかったとしても行動しなければ自分に足りないものに気づく事は出来ません。
自分に足りないものに気づく事ができれば、何をすべきか?が解りそれに向けて
すべき事を積み重ね、その結果「できない」が「できた!」に変わります。幾つになっても!
子供の頃は、そうやって自転車に初めて乗ったり、鉄棒で逆上がりしましたね(笑)
「出来ないだろう」「出来ないかも知れない」に向き合う事は自分自身の「今」に目を向けて気づく為に必要な事です。
今を見ない事は、自分の今に背を向け過去や未来、周りの雑音に振り回されストレスを自ら生み出しています。
ポーズは、気合いだけでやっても、ただ何となくやっても何の気づきも得られません。
できないのは何が足りないからなのか?どのように体を動かし心をコントロールすれば「できない」が「できる」に変わるのか?
ヨガの練習で変えられる所は変われるように。産まれもっての骨格や持病で制限がある場合もあります。変われない部分は、ありのままの自分を受け入れ自分のヨガをしてみましょう。
先ずは、ヨガを継続して焦らず♡自分に今出来る範囲で自分の身体の個性と向き合い今を感じてみましょう。
皆さんが自分自身の今に気がつく事が出来るような、日頃から感じる癖を養って頂ける様な、ヨガ時間を今後も届けていきたいと思います。
また皆さんと一緒にヨガ出来るのを楽しみにしています😊ナマステ🙏
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